猫の白血病レトロウイルスが原因で発症したリンパ腫は致死的で
既存の抗癌剤での治療効果は限定的でした。
一方、人間にもレトロウイルスによる長い潜伏期間を経て発症する
ATL(成人T細胞白血病リンパ腫)があり、きわめて予後の悪い
腫瘍であります。
しかし近年、日本発創薬として全く新しいタイプの人間用分子
標的薬である抗癌剤が発売され、ATLをはじめとする悪性リンパ腫
に対し、数百種類に及ぶがん抑制遺伝子の発現を劇的に回復させ
腫瘍細胞増殖を強く抑制する内服薬が販売されました。この薬は
抗体医薬ではなく低分子で猫の白血病ウイルスの遺伝子に対しても
同様に働く可能性が高いと考えられます。
今日まで、猫のリンパ球遺伝子内にレトロウイルスの遺伝子が組み
込まれて発症してしまう猫のリンパ腫に対し有効な治療法がなかった
だけに、期待の持てる内服薬であると考えております。
この新しい分子標的薬に対し、興味を持ち、一度治療相談してみよ
うとお考えの飼い主様は、院長獣医師である東條がご相談(有料)
承ります。お気軽にお電話ください。
院長 東條 雅彦











